バム と ケロ
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
家庭教育の隘路
NHKの視点・論点に 東京大学准教授の本田由紀さんが出ていました。
(チャンネルをまわしたら偶然見つけた。チャンネルまわすって、昭和だね。)
「家庭の教育力」 というテーマで、つい見てしまいました。
家庭内で、子供の教育へ携わるのは、やはり母親がメインなの
かもしれません。
週に4回、学習塾へ通わせる人。
放課後は、外で元気に遊んだ方が良いと考える人。
個性を伸ばしたいと、数種類の習い事をさせる人。
・・・・・・・・
様々な人がいて、この社会が成り立っているわけですが、多くの母親が、
一所懸命子供と向き合っていると思うし、仕事を持ったお母さんは、
仕事も、家事も、子育ても、と全力投球です。
普段の生活の中で善悪を教えるのも、もちろん。我が子が良い方向へ、
と 願う親心ですよね。
青年・成人の社会での格差についてですが、
教育熱心な母の元で育った子供は、中学3年生までに好成績を収め、
結果、高学歴・高収入の道へ。
自由放任主義の母の元で育った子供は、前者よりも社会性・対人性を
身に付ける力が育つらしいです。
これはアンケート調査の結果だそうなので、数字としては本当の話みたい。
子供を持つ母としては、耳をダンボにして聞き入ってしまいました。
長いこと、TVで報道されていた 光市の母子殺人事件。
初めてこの事件を聞いた時は、まったく、ハラワタが煮えくり返るとは
このことだと言わんばかりに、お腹の中が熱くなったのを覚えています。
死刑判決を受けた被告人は、幼い頃に複雑な家庭環境で育ったそう
ですが、これまた家庭の教育力が根本にあるのか、否か。
自分とその子が、同じ目にあった場合、うちの主人は本村さんと同じような
行動に出るだろうか。逆に、主人と子供が、そうなった場合、私は何が出来
るだろうか。 モンモンと考え込んでしまいました。 「オレには無理だ」 と
いう返事が予想されるので、主人には聞いていませんが。(笑)
オマケに最近忙しくて 起きてる時間に帰って来ないから会話もないわ。
結局のところ、本田さんが言いたいことは、家庭の教育力という言葉で、
益々母親達を窮地に追い込むようなことをせず、教育と言うものは全ての
子供に公立の学校で同様に学べ、国の力で芸術に触れる機会を与え、
文化を学べることが大事と言っているように思えました。
今のままでは、母親の教育方針が、格差社会を生み出している根本かも
しれませんからね。
「家庭教育」の隘路―子育てに強迫される母親たち
本田 由紀 / / 勁草書房
ISBN : 4326653337
スコア選択:
彼女の本を、ジックリ読んでみたいと思った母でした。
(チャンネルをまわしたら偶然見つけた。チャンネルまわすって、昭和だね。)
「家庭の教育力」 というテーマで、つい見てしまいました。
家庭内で、子供の教育へ携わるのは、やはり母親がメインなの
かもしれません。
週に4回、学習塾へ通わせる人。
放課後は、外で元気に遊んだ方が良いと考える人。
個性を伸ばしたいと、数種類の習い事をさせる人。
・・・・・・・・
様々な人がいて、この社会が成り立っているわけですが、多くの母親が、
一所懸命子供と向き合っていると思うし、仕事を持ったお母さんは、
仕事も、家事も、子育ても、と全力投球です。
普段の生活の中で善悪を教えるのも、もちろん。我が子が良い方向へ、
と 願う親心ですよね。
青年・成人の社会での格差についてですが、
教育熱心な母の元で育った子供は、中学3年生までに好成績を収め、
結果、高学歴・高収入の道へ。
自由放任主義の母の元で育った子供は、前者よりも社会性・対人性を
身に付ける力が育つらしいです。
これはアンケート調査の結果だそうなので、数字としては本当の話みたい。
子供を持つ母としては、耳をダンボにして聞き入ってしまいました。
長いこと、TVで報道されていた 光市の母子殺人事件。
初めてこの事件を聞いた時は、まったく、ハラワタが煮えくり返るとは
このことだと言わんばかりに、お腹の中が熱くなったのを覚えています。
死刑判決を受けた被告人は、幼い頃に複雑な家庭環境で育ったそう
ですが、これまた家庭の教育力が根本にあるのか、否か。
自分とその子が、同じ目にあった場合、うちの主人は本村さんと同じような
行動に出るだろうか。逆に、主人と子供が、そうなった場合、私は何が出来
るだろうか。 モンモンと考え込んでしまいました。 「オレには無理だ」 と
いう返事が予想されるので、主人には聞いていませんが。(笑)
オマケに最近忙しくて 起きてる時間に帰って来ないから会話もないわ。
結局のところ、本田さんが言いたいことは、家庭の教育力という言葉で、
益々母親達を窮地に追い込むようなことをせず、教育と言うものは全ての
子供に公立の学校で同様に学べ、国の力で芸術に触れる機会を与え、
文化を学べることが大事と言っているように思えました。
今のままでは、母親の教育方針が、格差社会を生み出している根本かも
しれませんからね。
「家庭教育」の隘路―子育てに強迫される母親たち
本田 由紀 / / 勁草書房
ISBN : 4326653337
スコア選択:
彼女の本を、ジックリ読んでみたいと思った母でした。
by bam-and-kero
| 2008-04-23 20:43
| BOOK
検索
以前の記事
2017年 01月2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月