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バム と ケロ  


bam(16歳) kero(12歳)
by bam-and-kero
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家庭教育の隘路

NHKの視点・論点に 東京大学准教授の本田由紀さんが出ていました。

(チャンネルをまわしたら偶然見つけた。チャンネルまわすって、昭和だね。




「家庭の教育力」 というテーマで、つい見てしまいました。

家庭内で、子供の教育へ携わるのは、やはり母親がメインなの

かもしれません。

週に4回、学習塾へ通わせる人。

放課後は、外で元気に遊んだ方が良いと考える人。

個性を伸ばしたいと、数種類の習い事をさせる人。

・・・・・・・・

様々な人がいて、この社会が成り立っているわけですが、多くの母親が、

一所懸命子供と向き合っていると思うし、仕事を持ったお母さんは、

仕事も、家事も、子育ても、と全力投球です。

普段の生活の中で善悪を教えるのも、もちろん。我が子が良い方向へ、

と 願う親心ですよね。

青年・成人の社会での格差についてですが、

教育熱心な母の元で育った子供は、中学3年生までに好成績を収め、

結果、高学歴・高収入の道へ。

自由放任主義の母の元で育った子供は、前者よりも社会性・対人性を

身に付ける力が育つらしいです。

これはアンケート調査の結果だそうなので、数字としては本当の話みたい。

子供を持つ母としては、耳をダンボにして聞き入ってしまいました。

長いこと、TVで報道されていた 光市の母子殺人事件。

初めてこの事件を聞いた時は、まったく、ハラワタが煮えくり返るとは

このことだと言わんばかりに、お腹の中が熱くなったのを覚えています。

死刑判決を受けた被告人は、幼い頃に複雑な家庭環境で育ったそう

ですが、これまた家庭の教育力が根本にあるのか、否か。

自分とその子が、同じ目にあった場合、うちの主人は本村さんと同じような

行動に出るだろうか。逆に、主人と子供が、そうなった場合、私は何が出来

るだろうか。 モンモンと考え込んでしまいました。 「オレには無理だ」 と

いう返事が予想されるので、主人には聞いていませんが。(笑)

オマケに最近忙しくて 起きてる時間に帰って来ないから会話もないわ。




結局のところ、本田さんが言いたいことは、家庭の教育力という言葉で、

益々母親達を窮地に追い込むようなことをせず、教育と言うものは全ての

子供に公立の学校で同様に学べ、国の力で芸術に触れる機会を与え、

文化を学べることが大事と言っているように思えました。

今のままでは、母親の教育方針が、格差社会を生み出している根本かも

しれませんからね。


「家庭教育」の隘路―子育てに強迫される母親たち
本田 由紀 / / 勁草書房
ISBN : 4326653337
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彼女の本を、ジックリ読んでみたいと思った母でした。

by bam-and-kero | 2008-04-23 20:43 | BOOK

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